核医学検査室

核医学検査

核医学検査は、放射性医薬品を投与することで、体内の臓器や腫瘍、それらの機能や代謝を評価する非侵襲的な検査法です。投与された放射性医薬品は、その種類によって集積する部位が異なり、心・脳疾患の診断や肝・腎機能検査、腫瘍の性状の評価など、その用途は多岐にわたります。また、当院では診療だけではなく、放射性医薬品を用いた甲状腺がんや神経内分泌腫瘍、去勢抵抗性前立腺がんの骨転移などに対する治療も行っております。

検査の流れ

STEP
放射性医薬品の投与
  • 撮影の前に、静脈注射や吸入・経口摂取にて放射性医薬品が体内へ投与されます。
STEP
待機時間
  • 検査の種類によって、放射性医薬品を投与した直後から撮影が始まるものもあれば、投与から一定時間経ったあとに撮影するものもあります。
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撮影の実施
  • 放射性医薬品が目的臓器や腫瘍などに取り込まれた後、特殊なカメラを使用して撮影します。
  • 検査の種類によって撮影にかかる時間が異なります(数分~1時間)。

放射性医薬品

  • 一般的に、他検査の造影剤等と比較し、副作用発生率の少ない安心・安全な医薬品となっております。
  • 放射性医薬品は放射性物質を内在するため、検査後も微量ではありますが体内から放射線が放出されます。しかし、診断に用いる放射性物質は時間と共に減少するものであり、尿や便からも速やかに排泄されるため、周囲への影響は無視できる程度となっております。
核医学診療室からのお願い
  • 核医学検査は放射性医薬品を用いるため、妊娠中または授乳中の女性については検査の適応やリスクを考慮する必要があり、医師との事前の相談が重要です。
  • 待機時間などについては検査前などに受付スタッフもしくは診療放射線技師よりお伝えしますが、ご不明な点等ございましたら随時お問い合わせください。